2014.9.29−10.11■内藤 伸彦 展 「まなざしにむかう」

■展覧会に
 ついて

内藤 伸彦/NAITO Nobuhiko

“自然より多くの手段で語ろうとはせずに”をキーワードに、“まなざしにむかう”作品たちです。
自然乾燥によるひびが走る粘土板を細い枝が支えながら自立する作品は、観る人のまなざしと向き合い、視線を表面から内側、裏側へと誘い込みます。
平面(タブロー)と立体(オブジェ)、表面と内側、天と地、影と陰、あやうさともろさ、
つながりとひろがり、人工と自然、偶然と必然など、いろいろなを関係を示唆する展示です。
 粘土を乾かした、日干しレンガ状態の作品で、土が乾くときにできるヒビ、自然の作用を
採り込んだ造形です。ある程度ヒビを誘うことは出来ますが、こちらの思い通りには、なかなかうまくコントロールはできません。自然と人間と表現の世界に思いを巡らせた制作です。


【2kwgalleryでの過去の展覧会】
2013.7.1−7.13 -ひびてんてん-
2012.11.19-12.1 -ひびのむこうへ-
2011.11.21-12.3 -ひびのっかって-