■略 歴
佐川晃司 WSAGAWA Koji
1955 福井県生まれ
現在 京都精華大学芸術学部 教授
【個展】
1980 「南北の森」真和画廊(東京)
1981 ギャルリー・ミキ(東京)
ASG(名古屋)
1982 「森の底音・肉の北色」田村画廊(東京)
「森の底音・肉の北色」銀座絵画館(東京)
1983 銀座絵画館(東京)
1984 東京芸術大学陳列館(東京)
1987 「彼処」田村画廊(東京)
1989 ギャラリー16(京都)
1990 「さまざまな眼-23佐川晃司」かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川)
1991 石屋町ギャラリー(京都)
1992 「近作展-10」国立国際美術館(大阪)
1993 「佐川晃司1980年の作品」石屋町ギャラリー(京都)
1999 真木・田村画廊(東京)
2000 Oギャラリーeyes(大阪)
2002 ギャラリー16(京都)
2003 Oギャラリーeyes(大阪)
2006 「場からの創出」豊田市美術館(愛知)
2007 「もうひとつのダイアローグ」ギャラリー16(京都)
2009 佐川晃司展 むろまちアートコート(京都)
【グループ展】(抜粋)
1992 「現代美術への視点―形象のはざまに」東京国立近代美術館(東京)/国立国際美術館(大阪)
1994 「VOCA展'94」上野の森美術館(東京)
1995 「水戸アニュアル'95 絵画考―器と物差し」水戸芸術館現代美術ギャラリー(茨城)
2002 「さまざまな眼125 佐川晃司・村岡三郎」かわさきIBM市民文化ギャラリー(神奈川)
2006 「画家がいる場所」小杉放菴記念日光美術館(栃木)
2007 「DIALOGUES コレクション活用術vol.2」滋賀県立近代美術館「滋賀」
パブリックコレクション
国立国際美術館 東京国立近代美術館 豊田市美術館
小杉放菴記念日光美術館 滋賀県立近代美術館
『絵画意識』
やや厳密に言うと、絵画はそれとそれを見るものが一対一で向き合うことにおいてしか成立しない。「いったいあなたは何を見ているのか?」――絵画とは絶えざる問いであり、見る者に対して常に本質的な孤独を要請する。
ひとりひとりの人生がそれ自体深い謎であり、われわれが日々あたりまえ見ている世界こそがいかに魅惑的で美しいものであるのか。絵画とは問いである。「いったいおまえは日々何を見ているのか?」。
夢のように、あるいはそのことを思い出すがごとく。